「ちいさなさかな」
「おーいはーい」
ここでは、
親の代から子どもたちに支持されてきた絵本
赤ちゃんの生活に密着した絵本
コミュニケーションに役立つ絵本を紹介します。
              
書 名 表紙
内容  
 いない いない ばあ
心社 1967年
(作)松谷みよ子
(絵)瀬川康男
 
世界中の赤ちゃんは、
いない・いない・ばあ・・」遊びが大好き。
赤ちゃんが自分以外の人を意識し、
初めて自分からやり出す
遊びを題材にした絵本、赤ちゃん絵本の古典。

赤ちゃんの周りにいる大人が色んな声で
読んであげて欲しい。
ブックスタートとして最適な絵本の中の1冊。 
いない いない ばあ の えほん
童話屋 1987年
(作)安野光雅
 
国際アンデルセン賞受賞者の画家、
安野光雅が水彩で描いた
言葉のない赤ちゃん絵本。
隠れていたどの顔も優しい。 
 
うさこちゃんとどうぶつえん
福音館書店  1964年
(文・絵)ディック・ブルーナ
(訳)石井桃子
 
うさこちゃんシリーズの1冊
子どもたちに愛され続けてもう60年近く。
誰もが出合ったことのある古典中の古典絵本です。
石井桃子さんの日本語が美しいです。
うさこちゃんはおとうさんと動物園へ行きます。
シマウマ・カンガルー・キリン・ゾウなどを見ます。
帰りは疲れて眠くなりました。きっと楽しい夢をみるでしょうね。
子どもたちはうさこちゃんに自分の姿を合わせて楽しみます。
 
うさこちゃんとゆうえんち
福音館書店 1982年
(文・絵)ディック・ブルーナ
(訳)いしいももこ
うさこちゃんの絵本1.2
うさこちゃんは遊園地へ行きます。
日常にある遊具、ブランコや吊り輪や鉄棒・滑り台で遊ぶうさこちゃんのお話は とても身近に感じることでしょう。石井桃子さんの美しい日本語を子ども達に届けたい絵本です。
 
うさこちゃんのはたけ
福音館書店 2005年
(作・絵)ディック・ブルーナ
(訳)松岡享子
 
うさこちゃんはおとうさんの勧めで、畑を作ります。
土を掘り、レーキでならし、人参の種を蒔きます。
せっせと水やりをしていると、人参の芽が出て、
おとうさんとおかあさんとうさこちゃんの大すきな人参が出来ました。
みんなでおいしく食べました。
 
おーい はーい
ポプラ社  2011年
(作)和歌山静子
はじめてえほん@
 
11年後に描かれた和歌山氏の同題名絵本。
前書より対象年齢が少し下がり、
0歳から読みたい絵本です。
すあなから出てきたありさんが
「おーい」と呼びかけます。すると「はーい」とお返事。
次々に「おーい」「はーい」と声が。だれかな?
読んでるうちに、子どもがきっとお返事する絵本です。
 
おーい はーい
ポプラ社  2000年
(作・絵)和歌山静子
350シリーズ おはなしえほん@
丘へむかって「おーい」と呼びかけます。
すると 「はーい」とお返事が、だれかな?
次は海へ向かって呼びかけます。
するとまたまた「はーい」とお返事。今度はだれかな?
お返事って嬉しいですネ 
絶版
おしり
講談社 2008年
(作)三浦太郎
 
0歳児でもおしりは分かる。
○○ちゃんのおしりはどこ?と聞くと ニコニコ顔で
おしりを触る。そんな大好きなおしりの絵本。
あひるさんやぶたさん・さるさん・ぞうさんのおしりが
次々に出てきます。最後はだれのおしりかな?
 
おつきさまこんばんは
福音館書店 1986年
(作) 林 明子
お月さまがこんなに身近に描かれた絵本があっただろうか?
群青色とまっ黄色のコントラストがとてもきれいだ。
 おでこ ぴたっ
くもん出版 2008年
(作)武内裕人
 
おでことおでこをくっつけた。とっても近くなった感じがする。
なんだか嬉しい気持ちだよ。

 
おててがでたよ
あかちゃんの絵本2
福音館書店  1986年
(作)林 明子
 
同上
だぶだぶの大きなシャツに赤ちゃんが挑戦します。
ひとりで着れるかな?
どの子もこうやって自分ひとりでやりたがる時期がきます。
そんな子ども達にぴったりの1冊ですね。
 
 おとうさんあそぼう
くまくんの絵本
福音館書店 1986年
(文)渡辺茂男 (絵)大友康夫
1984年こどものとも年少版5月号
くまくんがお父さんと遊びます。
足の甲にのって歩いたり、
大好きなたかい、たかいもかたぐるまも!
親子で楽しく触れいながら遊ぶ。ホントに楽しいですね。
くまくんの表情がいい。
 
おはよう
グランまま社  1986年
(作)中川梨枝子 (絵)山脇百合子
 
おひさまが目をさまします。
でも、まだ眠たそうです。
歯をみがいて、かおを洗って、・・・おはよう!
朝、気持ちよく楽しくいいスタートが切れる絵本です。
 
 おひさま あはは
こぐま社 1989年
 (作)前川かずお
 
表紙を見ただけで「あはは」と元気な声が出る
生後3か月の赤ちゃんに読み聞かせすると口を動かす。
このリズムを感じるのだろう。世界中に訳されている。
ブックスタートとして最適な絵本の中の1冊。
 
かおかお どんなかお
こぐま社 1988年
(作)柳原良平
かお、みんなどんなかおしてるかな?
おこったかお、わらったかお、うれしいかお、
柳原良平氏の見事なまでに簡略化し表現された表情は
小さい子ども達にも、十分理解できる。素晴らしい!
 
 がちゃがちゃ どんどん
福音館書店 1990年

 
(1986年9月こどものとも年少版)
(作)元永定正 
子どもたちが字を読めなくても、楽しめる音の絵本。
大人が読んでやれば、
子どもたちは十分膨らませた想像の世界で遊ぶ。 
元永さんという画家は、「音を絵に出来る」第一人者だ。
きゅっきゅっきゅっ
あかちゃんの絵本3
福音館書店  1986年
(作)林 明子
 
同上
あれれ、みんなスープをこぼしちゃった!
「ぼくがきゅっきゅっきゅってふいてあげるね」
あれあれぼくの口のまわりもスープだらけ!
きれいにふいてもらったら「ごちそうさま!」
仲良しのうさぎ、ねずみ、くまさんとの楽しい食事風景ですね。
 
きんぎょがにげた
幼児絵本シリーズ
福音館書店 1982年
(作)五味太郎
1977年こどものとも年少版6月号
子ども達はかくれんぼのオニになった気持ちで
逃げ出したきんぎょを探します。
大人も一緒になって楽しみたい絵本です。
 
くつくつあるけ
あかちゃんの絵本1
福音館書店  1986年
(作)林 明子
 
林明子さんの赤ちゃん絵本
黄色い紐の小さな白いくつが歩きます。
まるで赤ちゃんが歩いているみたい。
膝の上に抱っこされにニコニコしている赤ちゃんの
顔が思い浮かびます。
 
くっついた
こぐま社 2005年
(作・絵)三浦太郎
作者自身の子育ての中から生まれた絵本。
「くっついたは幸せのはじまり」であり、何かと何かが
くっつき、幸せを感じることで全てが始まると作者は言う。
 
 こぐまちゃんおはよう
  こぐま社 1970年
  (著)森 比佐志・わだよしおみ
(絵)若山 憲
 
こぐまちゃんえほん第1集
朝起きてから夜寝るまでの
こぐまちゃんの一日を描いています。
子ども達は自分の一日をこぐまちゃんと重ね合わせ
楽しむでしょう。
さよなら さんかく
こぐま社 1977年
(著者)  森  比佐志
      わだよしおみ
       若 山  憲
 
♪さよなら さんかく またきて しかく♪
みんながよく知っていることば遊びうた
こぐまちゃんとしろくまちゃんが歌います。
子ども達の身近ないろんなものや動物たちが登場します。
一緒に歌って楽しみたい絵本です。
 
せんべせんべやけた
こぐま社 2006年
(案)こばやしえみこ (絵)ましませつこ
 
♪せんべ せんべ やけた 
  どのせんべ やけた♪
と、歌いながら読むと楽しいわらべうた絵本
 
 た  だるまさんが

ブロンズ新社 2008年
(作)かがくいひろし
色んなパフォーマンスをするだるまさん
子ども達も真似をして遊びます。
楽しい「だるまさん」シリーズ第1号
作者の加岳井広さんは、2010年8月急逝されました。
未完作品「ぞうさんのぞうきんがけ」ラフスケッチ本が
遺されてます。
だれかしら
どうぶつあれあれえほん
文化出版局  1972年
(作)多田ヒロシ

 
きょうはうれしいたんじょうび
ともだちがいっぱいきてくれましたよー
ドアのむこう、さあ、いったいだれでしょうねぇ
ドアのこまどから おかおがみえますよ
あてっこ大好きな子ども達が大喜びです。
出版されて40年、今でも求めることができます。
ちいさなうさこちゃん
子どもがはじめてであう絵本
福音館書店  1964年
(文・絵)ディック・ブルーナ
(訳)石井桃子
 
うさこちゃんシリーズ第1冊目
ふわふわさんとふわおくさんに赤ちゃんが生まれます。
うさこちゃんと名付けられました。
簡潔で気品があり、赤ちゃんの目にもしっかり届きますし、
石井桃子さんの美しい日本語は心に残ります。
全ての赤ちゃんにぜひ出会って欲しい絵本です。
 
ちいさなさかな
福音館書店 1964年
(文・絵)ディック・ブルーナ
(訳)石井桃子
 
おなかがすいてたおさかなは 
池のアヒルたちが女の子からパンを
貰っているのを見て欲しくなりました。
その女の子が池に落っこちてしまいました。
さあ大変!!どうなるかな
 
ととけっこう よがあけた
こぐま社  2005年
(案)こばやし えみこ (絵)ましま せつこ
 
わらべうたの楽しみを熟知している
小林衛巳子・真島節子両氏による、
おなじみのわらべうた絵本。
♪「ととけっこう〜よがあけた〜
      まめでっぽ〜おきてきな〜」
ページをめくるたびに、動物たちををうたいながら
おこします。大好きなママの歌声で眠りから
覚める赤ちゃんは 幸せ。ストレスが溜まりがちな
子育ての日々に きっと役立ってくれますヨ。
とっとことっとこ
童心社  2003年
(作)まついのりこ
 
とっとこ とっとこのリズムが赤ちゃんには
心地よく体に伝わり、
歩ける子ども達は一緒になって楽しんで歩き廻ります。
 
なーらんだ
こぐま社
(作・絵) 三浦太郎
誰かと並ぶと一体感を感じ、ほんわかと温かい。
そんな気持ちが描かれた、
三浦太郎氏著赤ちゃん絵本第2段
 
のびのびのーん
アリス館 1999年
(作)川上隆子
寒さに体が縮こまっている時 この絵本で遊びましょう
のびのびの〜〜〜んと身体を伸ばす!
なんて気持ちがいいんでしょう。

表紙絵からもその気持ちの良さが
伝わってくる楽しい絵本です。
バスがきました
童心社 2007年
(作・絵)三浦太郎
 
しっぽのあるバス停。みみのあるバス停。
色んなバス停に楽しいバスがやってきますよ。
さあ、子ども達の身近な動物たちと一緒に
バスにのってあそびましょう!!
はなび ドーン
とことこえほん
童心社 2012年
(作)カズコG・ストーン
0歳の赤ちゃん達にもちゃんと届く花火の絵本にやっと出合えました。
藍色に塗られた夜空に シュルッ シューッ パンッ ドーンと音がして
パパパン パパパパーン。色とりどりのは・な・びが開きます。
色がとても綺麗です。
 
ぴよぴよぴよ
あかちゃんの絵本
福音館書店 1987年
(作)平野 剛
 
ぴよぴよぴよ・・・と元気なひよこがいっぱい
どこへいくのかな? 
ぴよぴよの繰り返しは 赤ちゃんたちが大好き。
にこにこして見ています。
ママ だいすき
こぐま社 2002年
(文)まど・みちお (絵)ましま せつこ
 
あたたかい言葉と優しい色使いの絵。
見ただけで心がほっこりします。
まどさんは今年2014年5月に亡くなられました。
いつでも、だれにも「いいんだよ」と励まし、
認め・支えてくれる言葉=詩を沢山沢山遺されました。
 
まるまるころころ
童心社
(作)得田之久 (絵)織茂恭子
 
色んな大きさのまる、色んな色のまるが転がって、
ページをめくると 子ども達が知っている何かに変身!
「ま」るは小さな子にはとっても親しみのある形、音も楽しめます。
ゆきのひのうさこちゃん
子どもがはじめてであう絵本
福音館書店 1964年
(ぶん・え)ディック・ブルーナ
(やく)石井桃子
雪がたくさんふった日、うさこちゃんは帽子をかぶり 長ぐつをはき、
襟巻き、手袋をして外に遊びにいきます。
そりすべり、スケート、雪だるまつくりで、楽しく遊んでいたうさこちゃんは、
雪の中で泣いている1羽の小鳥をみつけます。
小鳥は寒くて泣いているので、うさこちゃんは小鳥にお家を作ってあげます。
とても喜んだ小鳥はうさこちゃんに歌を歌ってくれました。
ゆめにこにこ
こぐま社 1998年
(作)柳原良平
子どもの一日の生活や身の回りの自然を「じゃぶじゃぶ」「ごしごし」
「さらさら」「ざあざあ」などなどの擬音と柳原氏独特の単純な線で描かれた絵とで著した絵本。
0歳児から届けたい。
 りんご
  
童心社 1994年
  (文)松野正子 (絵)鎌田暢子
 
  子ども達になじみ深いりんごが、
実においしそうに描かれています。
三色のりんごの皮をむき、切って、芯を取り、
さあ、どうぞ!子ども達はまるで本物みたいに食べます。
 
りんごりんごりんご
りんごりんごりんご
主婦の友社 
はじめてブックシリーズ
2006年1月
(作)安西水丸
「りんごの きから ころん とおちた まっかな りんご」
・・・・とカバーに。
りんごはリズミカルに転がり、転がり、転がり、、、
行き着くところは?
りんごりんごりんご・・・の繰り返しに子どもの体が弾みます。
わたしのワンピース
こぐま社 1969年
(絵と文)にしまきかやこ
 
ミシンカタカタ、ミシンカタカタ。
ふわふわとふってきた真っ白なきれでワンピースのできあがり。
うさぎさんは「わたしににあうかしら?」と呼びかけながら
お散歩すると、ワンピースは
お花畑、草の実、雨粒、色んな模様になります。
子ども達の心に夢が広がるの本です。
 


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