わらべうた遊び

赤ちゃんや幼児~小学生向けのわらべうた遊び教室やわらべうた講習に参加し
    自分自身の子ども時代に思いを馳せながら大いに楽しんでいる。
わらべうたで遊ぶ子どもがほとんどいなくなった今、
わらべうた遊びの楽しさを体感し、
一緒に遊ぶ喜び、他への思いやりを感じる子どもが一人でも多くなることを願って…

 コロナウィルス感染症による自粛規制は終了しましたが、諸々の事情のためわらべうた勉強会は再開の見通しが経ちません

            
     コダーイ芸術教育研究所著
      「いっしょにあそぼうわらべうた」、「まめっちょ」
      「言ってみようわらべうた」「ちいさい子とおかあさんのための詩集」参照



2018年7月22日 夏のわらべうた 
こんこんちき(おやまの)   こんこん ちきちき こんちきちん
 おやまの おちごさん! 
役交代の遊び・門くぐり
祇園祭のお囃子の太鼓と鉦の音が
コンコン・チキチキと聞こえるところからこの歌が始まった。
どんどんばし   どんどんばし わたれ さあ わたれ
 こんこが でるぞ さあ わたれ
役交代の遊び・門くぐり 
たなばたの   たなばたの かみさんが
 たなから おちて はいもぐれ!
 ウリヤ ナスビデ キゲントル!
減り増える遊び・門くぐり
おらうちの   おらうちの どてかぼや
 ひにやけて くわれない 
釜おくり 
たんじたんじ   *2014年7月参照   
あめこん、こん   あめこんこん ゆきこんこん
 おやえの まえさ たんと ふれ
 おてらの まえさ ちっと ふれ
 あめこんこん ゆきこんこん
 
 
作/尾原昭夫
日本のわらべうた
 室内遊戯歌編 
遊びは子どもの命という 
そのあふれ出る命の泉に リズムがおどり 明るい歌声がはずむ

わらべうた  春の若草のように つつましく しなやかな
わらべうた  道ばたの雑草のように 素朴ででたくましい その歌声
そこには子どもたちの命が 知恵が 心が 
遠い祖先からうけついだ道のように 静かに 力強く 脈打つ
今一度
その鼓動に耳をかたむけ 日本の子どもの 知恵と心を聞きだそう
今一度
その命の泉を 知恵を 心を 日本の子どもたちへ伝えよう
 





2018年5月20日 小さい子たちと遊ぶ 
詩「はる」  畑中圭一
  おにいちゃん むねを はる
  にねんせいに なりはる
  春
  おかあちゃん おなかが はる
  すこし たべすぎてはる
  春
  おばあちゃん しょうじを はる
  ぼくに もんく いうてはる
  春
  おとうちゃん ポスター はる
  春の おおうりだしやて
ことば遊びの詩
わたしょわたしょ わたしょわたしょ どなたに わたしょ?
むこうのこやまの ○○ちゃんのばんですよ
おとすと はじだから しっかりしょう うけとりな
物をとなりのひとに次々に渡していく歌
たんぽぽ たんぽぽ たんぽぽ むこうやまへ とんでけー タンポポ綿毛を飛ばす遊び
ツクシハツンツン ツクシハ ツンツン デルモンダ
ワラビハ ワラッテ デルモンダ
キノコハ キノシタヘ デルモンダ
ショウロハ ジョロット デルモンダ
喜怒哀楽
たけんこがはえた たけんこが はえた たけんこが はえた
ぶらんこ ぶらんこ さるがえり
ずくぼんじょ ずくぼんじょ ずくぼんじょ 
ずっきん かぶって でてこらさい
たけのこめだした たけのこ めだした はなさきゃ ひらいた
はさみで ちょんぎるぞ えっさ えっさ えっさっさ
じゃんけん遊び
ととけっこー  ととけっこー よがあけた 
まめでっぽー おきてきなー
 
子どもを起こす歌 
ほたるこい  ほーたる こい やまみち こい
あんどの ひかりを ちょいと みて こい
 
蛍の出る時期に歌う 
 絵本とお話の時間 お話「ひなどりとネコ」 ミャンマーの昔話
絵本「もやし」 福音館書店 
 





2018年2月25日 春を待つ遊びうた 
コメツキアワツキ コメツキ アワツキ アワツキ コメツキ
あのねおしょうさんがね あのね おしょうさんがね くらいほんどうでね 
なむちん かむちん あら おかしいわね
いちりと らんらん らっきょくって しっしっ
しんぐり がえって きゃっきゃっ
きゃべつで ほい
かわのきしの かわにきしの みずぐるま 
くるりと まわれば みずぐるま
みんな いそいで ふたりずれ
のこりは おによ いちにさん
「ふたり」「さんにん」「よにん」・・・と
数を変えて遊ぶ
こっちのたんぽ こっちの たんぽ たんぽや
こっちの たんぽ たんぽや
おつむ てんてんや
カックリ カックリ バー
「たんぽ」=袂のこと
シッタラ シッタラ シッタラ アワワ
キャーグリ キャーグリ トットノメ
チーチボ チーチボ チーチーボ
アタマ テンテン ハラ ポンポン
ガッテン ガッテン ガッテンコ
こりゃどこの こりゃ どこの じぞうさん
うみの はたの じぞうさん
うみにつけて どぼん
このこどこのこ このこ どこのこ かっちんこ
このこ どこのこ かっちんこ
うえみれば  うえみれば むしこ
なかみれば わたこ
したみれば ゆきこ
 
北国で雪降りの情景を表わしているうた 
オニはそと   オニは そと ふくは うち
オニは そと ふくは うち
オニの目をぶっつぶせ
節分の豆まき歌 
 絵本とお話の時間  絵本「ぽとんぽとんはなんのおと」
お話「狐の桜かんざし」
 (再話/君川みち子)
 
詩「おにいちゃん おにになった」
おにいちゃん おにになった 
いもうと いもむしになった
となりのこは どなりんぼ
おとうとは おとなしい
かあさん かささして 
とうさん とうせんぼ
おじいさん おじやがすき 
おばあさん おばけとなかよし
せんsねいが せんべいたべた 
おかしやは おかしがる
ねこのこ ねころんで 
ねずみは ねずのばん
岸田衿子/作 詩 ことば遊び  





2018年1月28日 寒い季節の遊びうた
じじばばねてろ じじばばねてろ 嫁はおきてちゃわかせ *まじない
肌よしとよし (青森) はだよし とよし つるめん とよし
天の あねさま 
はだよくなあれ はだよくなあれ
じゃんこうじゃんこう (福岡) じゃんこう じゃんこう いも じゃんこう
いもが やけたら くいなんせ
(つながりあるき)
④~⑤人が1組になり、それぞれが前の子どもの肩に手を置いて、先頭の子どもの好きなように歌いながら歩き回る
(前の子どもの服をつかんでつながって歩く)
*じゃんこう=蛇行の意味か?
しみたかほい  しみたかほい しみねかほい
しんぱい こんぱい ななこのほいほい
 
積もった雪の表面が固くなり「凍み雪」になる。その上を歩く「凍み渡り」のときに歌ううた 
ゆきやこんこん(さかきの)  ゆきやこんこん あられやこんこん 
どこでとしをとろうか?さかきのしたで 
すここんこんや
 
(役交代) 
 しんわりたんわり しんわり たんわり もものき
ももが なったら くわしょうぞ
 
*木に登って、両手で上の枝をつかみ、
  足で下の枝を揺すりながら歌ったうた
 
ひとつひばしで  ひとつ ひばしで やいたもち
ふたつ ふくふく ふくれもち
みっつ みごとな かざりもち
よっつ よごれた あんこもち
いつつ いんきょの かぶれもち
むっつ むこさま みやげもち
ななつ ななくさ ぞうにもち
やっつ やろこの てっぽもち
ここのつ こぞうの まるめもち
とうで とっつあん たっぽもち
 
数え歌
*たっぽもち=げんこつ 
ねんねのおやまをこえるとき
         (富山) 
 ねんねのお山を越えるとき 東をみても松ばかり
西をみても松ばかり 北も南も松ばかり
雪に降られた松の葉は 銀のぬい針しかけ針
ふりの小袖のしゃなしゃなと 
ねんねのお山をとろとろと 
ねんねこさんよ いらっしゃい
*松=待つ 
 ねんねこせ おんぼこせ ねんねこせ おんぼこせ
おらえの○○ちゃんは よい○○ちゃん
だんまて だんまて ねんねしろ
 
ねかせうた 
おしょうがつどこまできた (宮城) おしょうがつ どこまできた
 くりこまやまの かげまできた
ぜんにこさんもん あげたはんだ
だれもとりませんか だれもとりませんちゃ
はてな? かんがえろ かんがえろ
 
銭かくし
*あげたはんだ=あげたはずだ 
絵本とお話の時間  絵本「とんことり」 お話「ぼんさらや」   





 2017年9月25日 月を愛でうたう
 あきのきりが   コダーイ「まめっちょ1」外国のうた
どうどうめぐり  どうどう めぐり どうどう めぐり
どうどうめぐり かっちんこ
 
役交代・門くぐり (うねり歩き)
幼い子どもはぐるぐる回るのが大好き。
回りながら平衡感覚や前後左右などの方向感覚を育てる。
 
 おつきさん こんばんは
おつきさん こんばんは おはいり
じゃんけんぽん! 
まけたら でなさい おつきさん
 
役交代 
つきかくもか  つきか くもか あんどんか   
うさぎうさぎ うさぎ うさぎ じゅごやのつきみ
かじかと あわせて はねた ぴょん
 
 
じゅうごやのおつきさんな  じゅうごやのおつきさんな まつのかげ
まつから さされて ささのかげ
ささよーい
あずき さっさ めさっさ
とったが りっかん しょ
 
役交代  
おつきさん おつきさん
お月さん お月さん なしゃ星ゃ 出さっさん
十五夜さんから 憎まれ坊で
そこで星しゃ 出さっさん
なんやろ かやろ
池の端のこふくろ(子梟) こふくろ
うしろへおんもん だあいよ
ちりん からん ぽてっ
 
佐賀のわらべうた 
あたまさままいて       2017年8月参照  
 2偕へあがらしてや? 2階へあがらしてや①
屋上へあがらしてや②
やねへおろしてや③
かいだんを----⑤
こちょ こちょ こちょ
 
①「うん」「どうぞ」など子どもに言ってもらったら、2本指で大急ぎで左肩の手前まで走り上がる
②返事を待って、肩から頭のてっぺんまで指を運ぶ
③子どもの右肩へ下りる
④言いながら子どもの右手を持ち上げ右脇をくすぐる
 
イチニノサンチャン        2017年8月参照 
かたどんひじどん  かたどん① ひじどん②
てっくび③ てのひら④
ちんちょう⑤ ちのすけ⑥
せたか⑦ いしゃどん⑧
こぞうこぞう⑨
 
唱え
こどもの各部位を大人が手指で触る
①かた ②ひじ 
③てくび(持って上下にゆらす)
④てのひら(大人の手でなでる)
⑤親指(つまむ) ⑥人差し指(同)
⑦中指(同) ⑧薬指(同) 
⑨小指(つまんで引っぱる)
 
このこどこのこ        2012年2月参照   
絵本とお話の時間  絵本「まいごのどんぐり」 童心社 お話「狸の田んぼ」 君川みち子再話 





2017年8月27日 数をテーマに・・
ひとつ ひろったまめ かぞえ

  唱えうた 
ひとつ ひとより   
一つあるのはなんじゃいな?  
 イチニノサンチャン イチニノ サンチャンヨイ ヨキタネ イツキタヤ?
ムイカノヒ ナンシイヤ ヤカマシカ
ココノミチハ トゥラセンデ アガリマショ
 
湯上がりの唱え文句 
ひふみよ ひふみよ よものけしきを 
はるとながめて ほうほけきょと
おっしゃった そらいっかんおわった 
 
役交代(交互唱)
歌の終わりに鬼が言った人数のグループを作る遊び。グループに入れなかった人が次の鬼になるハラハラドキドキの楽しい遊び
あたまさままいて  あたまさま まいて①
まつばら こえて②
めいしゃに よって③
はないっぽん おって④
ほうぼうで しかられて⑤
みいみい ないて⑥
くちおしい ことよ⑦
むねんな ことよ⑧
はらのたつ ことよ⑨
しりもせん くせに⑩
おへそが わらう⑪
 
身体の色々な部位が歌われた遊ばせ歌
/唱え
①あたまをなでる(てのひら)
②まゆげをなぞる(人差し指)
③目尻を指さす(人差し指)
④鼻先をつまんでひねるまね
⑤ほほを指さす(人差し指)
⑥みみたぶをつまむ
⑦唇を指さす(人差し指)
⑧胸をなでる(てのひら)
⑨はらをなでる(てのひら)
⑩おしりを優しく叩く(両てのひら
⑪おへそのあたりをくすぐる 
 てんきのよい日は
 悲しいと水があふれ
 なぞなぞ(中川李枝子)  
絵本とお話の時間  絵本「トマトさん」 福音館書店 
お話「九百九十九枚の金貨」こぐま社(トルコの昔話)
 
 




2017年7月23日 拍を大切に
チューリップ シャーリップ
(役交代) 
 チューリップ シャーリップ ①
 おんりきりきりき あっぷっぷ
 (なまえ)さん おはいり ②
 はい ありがとう ③
一重の輪 中に鬼1人 
①歌いながら
皆は 右回りに歩き 
鬼は左回りに歩く
②鬼 向かい合った人の名前を呼ぶ
③呼ばれた人 返事をして 役交代
ここは、てっくび   ここは てっくび ①  
 てのひら ②
 ありゃりゃに ③ こりゃりゃ ④
 せったかぼうずに ⑤ いしゃぼうず ⑥
 おさけわかしのかんたろうさん ⑦
 
子どものどちらかの手
①軽くつまんで揺する
②てのひらを さする
③親指 ④人差し指 をさわる
⑤中指 ⑥薬指 をつまむ
⑦小指を4回つつく
 
ごいごいごいよ
(舟こぎ・おんぶ) 
 ごいごいごいよ となりのおばば
 いまきちゃ もみがない
 あきこい もみやろ
べごべご つんべご   べごべご つんべご あかいべごに まけんな べご=東北の方言で牛の赤ちゃんのこ 
もどろう もどろう   もどろう もどろう もものは もどろう
 かえろう かえろう かきのは かえろ
熊本には↓こんなわらべうたがある
 ♪もどろい もどろい もも ちぎろい
  かいろい かいろい かき ちぎろうい
 
絵本とお話の時間  絵本「おなかのすくさんぽ」福音館書店 お話「七羽のカラス」グリムの昔話  








 2016年10月29日 番外編 (幼稚園秋祭りにて)
やまからたにから   やまから たにから
 やまから たにから
 おおかぜ ふいて
 かきくり かきくり おちてきて
 たべたら うまかろう 
 がぶ がぶ がぶ がぶ  
 がぶがぶがぶかぶ・・・・
 あーうまかった
 
円くなれ   まーるくなれ まーるくなれ 
 いち にの さん
 開いた開いた  ひらいたひらいた なんのはながひらいた
 れんげのはなが ひらいた
 ひらいたと おもったら いつのまにか つぼんだ

 つぼんだつぼんだ なんのはながつぼんだ
 れんげのはなが つぼんだ
 つぼんだとおもったら いつのまにか ひらいた
どんどんばし   どんどんばし わたれ さあ わたれ
 こんこが でるぞ さあ わたれ
おちゃをのみに   おちゃをのみに きてください
 はい こんにちは
 いろいろ おせわになりました
 はい さようなら
 ぺったらぺったん  ぺったん ぺったん もちつけ もちつけ
 ぺったん ぺったん もちつけ もちつけ
 もちつけた  はい、かみだなへ 

 ことしも おいしいおこめが 
 たくさんとれますように
 おねがいします
さよならあんころもち   さよなら あんころもち また きなこ   



 2016年10月23日 
 わらべうた 歌詞・遊び方など 
こめこめ(両腕)  コメコメ コッチヘ コ 
アワアワ アッチ イケ
両手を広げ、「コメ」=自分の方へまねき、
「アワ」=向こうへ押しやる
 
にほんばしこちょこちょ
(手のひら)
 
ニホンバシ ①
コチョコチョ ②
バンソコハッテ ③
ツネッテ  ④  
ナーデテ ⑤  ポン
 
子どもの手のひらを
人さし指と中指で
①2回なでる ②くすぐる
③×になでる ④2回つまむ
⑤2回つまむ ⑥軽く1回たたく
 
ごいごいごいよ
(おんぶ)
 
ごいごいごいよ となりのおばば 
いまきちゃ もみがない あきこい もみやろ
 
子どもをおんぶしてゆすりながら歌う 
げっくりかっくり  2014年6月参照   
0歳児  ふくすけさん
(足指)
 
ふくすけさん えんどうまめが こげるよ
はやくいって かんましな
 
2小節ずつ足の小指から順につまんでいき、
「かんましな」で親指を回す
 
このこどこのこ  このこ どこのこ かっちんこ   2012年2月参照 
てんこ てんこ てんこ  テンコ テンコ テンコ   子どもを横抱きにし、見える距離(30センチ)で
手首を回してあやす
 
 ゾンコ ゾンコ
(足)
ゾンコ ゾンコ ゾンコ ゾンコ (繰り返す)  子どもを寝かせ、
足の裏を代わる代わる押してやる
(足裏の力を育てる)
 
 コーブロ コーブロ
(頭)
コーブロ コーブロ ドノコガ カーイー? 
コノコガ カーイー
   ※コーブロ=子どもをもらおう
子どもの頭をなでながらいい、
最後に手を軽く頭に置く
 
 オオヤマコヤマ
(顔・頭)
おおやま  こやま  
ながさか こえて 
 せきぽんと  はねて 
コチョコチョ コチョコチョ 
 
①右眉を2回なでる ②左眉を2回なでる
③鼻すじを4回なでる ④唇上を2回つつく
⑤唇舌を2回つつく ⑥脇をくすぐる
 






  2014年10月19日
わらべうた  歌詞・遊び方等
とんびとんび  とんびとんび ひょーろひょろ
あしたのてんきは かぜがふく
 
それぞれがトンビになって高く空をとんでいる様に動き回り、一人がシフォン布等を持ち、「かぜがふく」で近くの人に渡す。 
かとうきよまさ  かとうきよまさ うまにのって ほい
あとから けらいが たいこ うって どん
  
まり突き遊び  
あんたがたどこさ   
つきかくもかあんどんか 2013年10月参照  
いもにんじん  いも いも いも
にんじん にんじん いもにんじん
さかな さかな いもにんじんさかな

しいたけ しいたけ いもにんじんさかなしいたけ
ごんぼう ごんぼう いもにんじんさかなしいたけごんぼう
ろうそく ろうそく
 いもにんじんさかなしいたけごんぼうろうそく
しちりん しちりん いもにんじんさかなしいたけごんぼうろうそくしちりん
はまぐり はまぐり いもにんじんさかなしいたけごんぼうろうそくはまぐり
くじら くじら いもにんじんさかなしいたけごんぼうろうそくはまぐりくじら
とっぱい とっぱい いもにんじんさかなしいたけごんぼうろうそくはまぐりくじらとっぱい
柳川の数え歌 
*とっぱい=とうふ
どんぐりころちゃん   2013年10月参照   
うちのちょんなべさま  うちのちょんなべさま なみだを ぽ-ろぽろ ぽ-ろぽろ
こぼしたなみだを ふきましょ ふきましょ
ふーいた こそでを あらいましょ あらいましょ
あらった こそでを ほーしましょ ほーしましょ
ほーした こそでを たたみましょ たたみましょ
たたんだ こそでを たんすに しまいましょ しまいましょ
しまった こそでを ねずみが ガリガリ ガリガリ
 
 
ほしゃほしゃ(ほしゃなしゃ)  おつきさん おつきさん ほしゃ(なしゃ)ほしゃ でらっさん
じゅうごやさんからにくまれでっぽうで そこでほしゃでさっさん
なんやろうかやろう いけのはたの こふくろ こふくろう
うしろへおんもんだぁいよ ちりん から ぽて
 
*なしゃ=どうして、何故
*なんやろかやろ=一体あれは何でしょう
*こふころ=子どもの鼻
出さっさん=出ないのですか
だあいよ=だれですか
 
うのじ、うっさいこく うのじ うっさいこく うんじゅうじ うららんがうっさいこく 
うっさいだるまのだるまのこ うっさらまっさら  うのじが うんぎりまめ じゅうさんだいず
名前などの初めの音を歌ったわらべうた
こりゃ どこの  2013年7月参照  どぼん
=音を高く歌う、下に落とすイメージではない
 
うえからしたから     
かがとんできたぞ  かがとんできたぞ かがとんできた  かがとんできたぞ かがとんできた
さされるまえに つぶしてしまえ  ほらまたきたぞ かがとんできた
 
ハンガリー民謡 





 2014年8月10日
わらべうた  歌詞・遊び方等
いっちくたっちく いっちくたっちく じゅうにがふぃが
ちくむくちんぼらが 
うどうんぬくしんじ
ふるがよい
鬼決め遊び
 
せんべせんべ せんべ せんべ やけた
どの せんべ やけた
この せんべ やけた
鬼決め遊び
へりふえる遊び
オエビスダイコク オエビス ダイコク ドッチガ ヨカンベ
ドーデモ コーデモ コッチガ ヨカンベ
オススノス
鬼決め遊び 
ぼんのちょうちん ぼんの ちょうちん とおぼれた
またん ぼんに またおいで
しょうち くるくる なんまいだ
またん ぼんに ござれ
 
しょうじが立った しょうじがたった ひがたった
あさひのかんのん つっぱった
北九州市小倉北区
しょうじ=虹のこと  たった=でた

虹が立つ」という表現は今はなかなか耳にしない
ほうずきばあさん  2013年8月参照  
あみまよ あみまよ ふぇだけんな
ていだまよ ありたけぼり
ひや よいさ ぼんぼんぼん
 
沖縄
ていだ=神さま
 
あめふんな(?)  あめふんな こふんな
ふんな ふんな ここに
おやまの こどもは 
みのかさ もたんど
 
 

ミニ文学 子どもはいませんか  くまとおかあさんの人形を使ってのお話
やつでの葉
作/ネメジュ・ナジ・アグネシュ
 (色々な大きな葉っぱをもって)
私は一枚のはっぱをみつけた やつでの葉っぱを 
まるで大きな 手のひらをみつけたみたいだ
顔の前にもっていくと 私の顔より大きい
頭の上にもっていくと 私の頭より大きい
もし 雨がふってきても ふっても ふっても きにならない
この大きなものはが ひるも よるも 
その大きな手のひらで 私の頭をおおうでしょう
 





2014年7月27日
わらべうた  歌詞・遊び方等
つつきましょう  つつきましょう ぽこぺん だれ  顔あそび
子どもの頬をつつく 
とうだほしゃ とうだほしゃ しずめ
みたひとは さかえ

とうだほしゃ=とんだ星は
さかえ=栄えるように
流れ星を人への願い事にかけた美しいうた

役交代(てぬぐい落とし)
鬼はシフォン布を持ち、一重の輪の外側を拍に合わせて歩きながら、布を落とす。真後ろに落とされた人は、布を拾って、鬼を追いかける。鬼は捕まる前に輪の空いている場所に座る。
たなばたさん たなばたさん たなばたさん
たなからおちて きんうって
さぞ いたかったで ござんしょう
人吉市願成寺町
願い事を書いた短冊を飾り付けた竹をお盆の前に川に流しに行くうた
たなばたさんが たなばたさんが たなから おちて
いたさこらえて すいか ひときれ
たなばたさん たなばたたなばたさん
しずかにわたって こがねのゆび
おにのしらぬまに ちょいとかくせ
いいわよ
栃木
役交代
一重の輪を作り、鬼はその中に目隠しをして座る。
鈴等の音のする小物を歌いながら次々に渡し、
歌が終わった時、誰が持っているのかを鬼が当てる。
たんじたんじ  たんじ たんじ たなばた
また らいねん ござれ

たんじ=はやし言葉 
愛知
2人組で隊伍を組んで
 
チュチュコッコ  チュチュコッコ トマレ
(何度かくり返し)
トマラニャ トンデケー
 
子どもの掌を人差指でつつく 
そうめんや  そうめんや そうめんや
おしたじかけて
おからみかけて
おくのほうへ とんじまえ
おしだじ=醤油  おからみ=香辛料・薬味 
くすぐり遊び
向かい合って子どもの片手を取って
そーめんや=親が手指で子どもの腕を手首に向かって4回
なでる
おしたじかけて=子の手の平を優しくたたく
おからみかけて=子の手の甲をつねる
おくのほうへ=人差指と中指を交互に這わせる
とんじまえ=脇の下へ手を入れる
 
なみ なみ わんちゃくり なみ なみ わんちゃくり
ゆちぬ さちぬ はなもも

なみ、なみわんちゃくり=波よ、波よ我をくすぐれ
沖縄 
夏だ,あそぼう  なつだ あそぼう ひろい のはら
(すきよ どんな なつでも)
ひばりのこえ よぶよ
(なつはみんな)
つぐみのこえ ひびく
(みどり こんもり)
だせよボールを なげるよ ほら
(ともよ みんな おいでよ)
 
まめっちょ1 
へリング/ドイツ 






2014年6月22日                                     
わらべうた 歌詞・遊び方  
つんなんごう 2013年11月参照  
コメツキアワツキ コメツキアワツキ
アワツキコメツキ
しぐさ遊び
1~2歳=腰をおろし足を延ばした大人の脚の上に子どもを乗せ、
      背中をしっかり支えて、倒れたり起こしたりする。
小さな子=大人が腰をおろし伸ばした脚の中に子どもの脚を入れ
       お互いの手を握り交互に後ろに倒れるしぐさを繰り返す
3歳以上=向かい合って座り、交互に膝を伸ばしたり縮めたりする。
5歳以上=*コメとアワの役を決め、向かい合っててをにぎり、
       自分の言葉の時しゃがむ
      *背中合わせで立ち、交互に背中にのせる。
ピー,ピー,ぐさ ピーピーぐさ ピーとなれ
ならんと あたまを チョンぎるぞ
ピーピーぐさとはすずめのてっぽうのこと。
春先から初夏にかけて鳴らして遊ぶ。
鋸引き権ねんさん のこひきごんねんさん 
のこのくずやんないや
やろこたやろばってん 
おやじがおごるもん
 
ふたりであやとり糸で引き合う遊び 
うらのてんじんさまから うらのてんじんさまから 
おもてのおいなりさまから
おひとがじゅうにん 
おうまがさんびき
いちゃほうらい こんこん 
だれでもおつきなさい
二人手を繋ぎ隊伍を組んでの門くぐり遊び
ほたるこい  ほたるこい やまみちこい 
あんどのひかりを ちょいとみてこい
 
 
げっくりかっくり げっくりかっくりすいようび 
もっくりきんときどろだらけ
にちようび 
おわりのかみさまさんだいし
ぴぃひょろ ぴぃひょろさんだし
そらはいれ そらはいれ
なわとび遊び歌 
じんじん、じんじん(ほたるを歌った沖縄のうた) 二月三月花ざかり(お手玉遊び・島根のわらべうた)     






2013年12月15日                                                      
わらべうた   赤ん坊が眠たげにしている時
  優しく語りかける。
ころりや ころりやちんころり(山形)
  ころりや ころりやちんころり
  ころりとなくのは庭の虫
  虫のお宿はおみなえし
  尾花 かるかや はぎ ききょう
  七草ちぐさのかずよりも
  かずある虫のかずよりも
  だいじなこの子がねんねする
  だいじなこの子がねんねする


からす かあかあ
  からす かあかあ
   かあさんのほうへ まわれ
   とんび とおとお
   どうさんのほうへ まわれ
 
だいこんかぶら  鬼決め 
グループによるワークショップ  
遊ばせ  言葉遊び・詩 
大山小山  ころりや ころりやちんころり 
 ハナチャン 赤いふくろになにいれよう? 
 カラスカズノコ からす かあかあ 
 もつれんな   
 トウキョウト   





2013年11月18日 番外編 県立図書館わらべうた講座<わらべうたの力>講師;森島瑛子氏を受講して                    
わらべうた 歌詞省略    
ココハトウチャン コーブロ  ボウズ  このこどこのこ  ドノコガヨイコ  
 おてぶしてぶし  どんぶかっか   ぶーぶーぶー  たけのこめだした   コメツキアワツキ 
ばかかばまぬけ  イチニノサンチャン  オモヤノモチツキ  おしょうがつええもんだ  ぜんぜがのんの 

ごろあわせ くまさんのおでかけ 東京子ども図書館
「おはなしのろうそく」
 
おはなし 
グループで遊ぶときに
ライオン狩り 17




2013年11月17日                                                             
わらべうた 対象
(目安)
歌詞 遊び方など  
いなかのおじさん 3歳~  いなかのおじさん たんぼみち とおって
 かえるをふんで げの げの げ
 
鬼決めの遊び 
   
 オエビスダイコク  おえびす だいこく どっちがよかんべ
 どうでも こうでも  こっちがよかんべ
 おすすのす
 
ドノコガヨイコ   どのこがよいこ このこがよいこ
おてぶしてぶし  おてぶし てぶし
 てぶしのなかに
 へびのなまやけ
 かえるのさしみ
 いちょばこやるから
 まるめておくれ
 いーや!
役交代の遊び・物かくし
 鬼の見ていないところで 小さい物を誰かの手に隠す。
 皆持っていないふりをして両手を合わせ、バラバラに立つ。
 歌い出すと同時に鬼は探し始める。皆両手を振りながら
 ものを持っている人に鬼が近づくと大きい声、離れると小さい声
 でうたう。鬼は物を持っている人を当てる。当たった人が次の鬼
 になる。 (どこかに物を隠して遊ぶことも)
もつれんな   2011年12月参照 
オモヤノモチツキ   2013年10月参照 
つんなんごう   つんなんご つんなんご
 あらとのはままで つんなんご
昔大飢饉の時、倒れないように手を繋いで歩こう…という意味 
 ちんちろりん  2013年10月参照  耳を傾け音を聞き取る遊び
 ひとまね  ひとまねこまね
 さかやのきつね
 かすくっちゃ
 ほえろ ほえろ!
 
役交代の遊び
歌い終わった時 鬼の後ろの正面の子がキツネのまねをして
「コンコン」となき オニはその人の名を当てる。

  
ぼうさんぼうさん   ぼうさんぼうさん どこいくの
 わたしはたんぼに いねかりに
 それならわたしも つれしゃんせ!
 おまえがくると じゃまになる
 このかんかんぼうず くそぼうず
 うしろのしょうめん だーれ?
 
役交代の遊び・人当て交互唱 
復習=「ねこがごふくやに」「こっちのたんぽ」「カラスカズノコ」「ほたるこい」「ほたる」 





2013年10月20日
わらべうた 対象
(目安)
歌詞 遊び方や歌詞に含まれている想いなど  
ぎっちょぎっちょ 2歳~  ぎっちょ ぎっちょ
 こめつけ こめつけ
 遊ばせ遊び 座って子どもと向かい合う
 子どもの手の中に、指先を丸めた大人の両手を入れて米をつく。
 数回歌った後で、終わる時に「コメツケタ」と言いながら
 子どもの手を取り、一緒に振って止める。
コメコメ   コメコメ コッチヘコウ
 アワアワ アッチユケ!
 
 両手のひらを手前に、胸の前でしゃくるように振る
 両手のひらを外向きに 押しやるように振る。
   
こめついたら  こめついたら はなそう
 こめついたら はなそう
 ハナシタ
 遊ばせ遊び 座って子どもと向かい合う
 子どもの両手の甲を摘まんで優しく振りながらうたう。
 終わりの「ハナシタ」で大人の手をそっとしたに持っていき
 子どもの手を受け止める。
いちばとまった  いちば とまった
 にーば とまった
 さんば とまった
 しーば とまった
 ごーば とまった
 ろくば とまった
 しちば とまった
 はちがきて、
 くまんばちがさして、
 ぶん、ぶん、ぶん、ぶん、……
 
 3~4人で遊ぶ(向かい合って)
 互いの手の甲を摘まんで振る遊び

 初めに大人が片手を出して振る。
 2でもう片方の手で1の甲を摘まみ振る
 3~7まで順々に甲を摘まみ振りを繰り返す。
 (足りなくなったら下の手を抜き、また上で摘まみ振る)
 「はち」振ってる手を止め、ゆっくり言葉を言う
 「ぶんぶん」で手を放し、しばらく「ぶん、ぶん、ぶん、……」 
 と言い続けた後、
 頭の上に手をやり「あー、いっちゃった!」で終わる。
 
いたちごっこ  いたち ごっこ 
 ねずみ ごっこ
 3~4人で遊ぶ(向かい合って)
 拍に合わせて 子どもの手の甲を摘まみ 重ねていく  
せっくんぼ   2011年11月参照  
チンチロリン  チンチロリン チンチロリン
 かたさせ すそさせ さむさがくるぞ
 チンチロリン チンチロリン
 冬の支度をしろよ!と虫が教えてくれている。 
オモヤノモチツキ  オモヤノ モチツキ インキョノ モチツキ
 イットツイテ ニトツイテ テニツキ アシニツキ
 イヤ ポーンポン!
 
ふたり組のしぐさ遊び(手合わせ) 
どんぐりころちゃん   どんぐり ころちゃん 
 あたまはとんがって
 おしりは ぺっしゃんこ 
 どんぐり はちくり しょ!
 
どんぐりになった気持ちで振りをして遊ぶ。 
 つきかくもか






    
 つきか くもか あんどんか 岐阜の歌
 目隠しをした鬼1人が中に、他は輪になって 
 手を繋いて歌いながら鬼の周りを歩く
 歌い終わったら、鬼が
 「月」=其々銘々が自由にさっさと歩き回る
 「雲」=ゆっくりとした動きで歩き回る
 「行灯」=その場に止まって動かない
 この3つの言葉を順序を変えて言い、「行灯」で皆が止まったら
 手さぐりで捕まえにいく。

くものあっぱい   くもはあっぱい べべきて 
 ちゃぶくろばんばに しらかれる
 かやのき やまの ひのくれを 
 うまにほだつんで おりてくる
 じーのかえりの おそいこと
 くもわあっぱい べべきて
 じーがもんだら ゆちゃろ
 じーがもんたら ゆちゃろ 
  
高知の歌  「岩波文庫わらべう」たより 
 
土佐の山村で歌われる夕焼けの唄
 真っ赤な夕焼けクモに赤い晴れ着を連想して、
 できることならあの雲のように、
 わたしも綺麗な晴れ着を着たいものだの意。
 
ぶどうのはたけに   ぶどうのはたけに きがいっぽん
 かぜがふくふく どこからふく
 おまいはいないの? わたしはおるすよ
 ひねれ まわせ こひつじおいで!
 ハンガリーの唄 
はるくれば   はるくれば たぜきこぜきさ みずこでる
 どじょこ かずかこせ よろこんで よろこんで
 うみこふぇたなど おもべな こりゃ こりゃ

 なつくれば たぜきこぜきこぁ ぬるぐなる
 どじょこ かずかこせ よろこんで よろこんで
 ゆこさふぇだなど おもうべな こりゃ こりゃ

 あきくれば のやまこやまは あかぐなる
 どじょこ かずかこせ くびだして くびだして
 やまこかじだと おもうべな こりゃ こりゃ

 ふゆくれば だぜきこぜきさ すがこはる
 どじょこ かずかこせ かげで かげで
 てんじょこはったと おもうべな こりゃ こーりゃ
 津軽の田植唄
 亡くなった人の一生を湛え、葬列の時に今でも歌われる。
 
 
「どじょっこふなっこ」はこの歌から生まれたのではなかろうか?

あかいふくろになにいれよ
作/村山壽子
 
 赤いふくろに なにいれよ 赤いいちごを いれようか 
 青いふくろに なにいれよ 青いバッタを いれようか 
 赤いふくろは すてようか いちごのはたけに すてようか
 青いふくろも すてようか バッタのおうちに すてようか
 それとも あなたに あげようか





 2013年8月18日                                                           
わらべうた 対象
(目安)
歌詞 遊び方や歌詞に含まれている想いなど  
 おすわりやす  0歳~  おすわりやす いすどっせ
 あんまりのったら こけまっせ
 
 子どもを膝の上に乗せて 拍に合わせて
 膝を曲げたり伸ばしたりし、
 「こけまっせ」で子どもを抱いたまま横に倒れる。
 また、足を開いて子どもを床に落とす。
 
 もみすりおかた  5歳~

この年齢
になると
子ども達は
役割を
しっかり
やれる
 もみすりおかた もみがなけりゃかしましょ
 もみゃまだござる うすにいっしょ みにさんじょ
 すってすって すりこかせ
 
 仕事うた 交互唱
 ※「み」とは?=農家が使う大きな笊
 
 ほうずきばあさん   ほうずきばあさん ほうずきおくれ
 まだ めが でないよ
 ほうずきばあさん ほうずきおくれ
 もう めが でたよ
 はじから どんどん ぬいとくれ
 
 へりふえる遊び(交互唱)
 ほうずきばあさん1人・鬼(買に来る人1人
 ほうずき(その他)の三役に分かれて、交互に歌いながら
 鬼がほうずきを抜いていく遊び
 カラスカズノコ  からす かずのこ にしんのこ
 おしりを ねらって かっぱのこ
 
 へりふえる遊び 
 たけのこめだした   たけのこめだした はさみでちょんぎるぞ
 えっさ えっさ えっさっさ
 
 役交代の遊び
 ゆなのきのしたで 0歳~  ゆうなのきの したで ゆれるふうりん りんりらりん
 ねんねがせ ねんねがせ りらりらりーん りん

 ゆうなのきの かげに ゆれるゆりかご りんりらりん
 ねんねがせ ねんねがせ りらりらりーん りん
 ゆりかごの ゆめを うたうふうりん りんりらりん
 ねんねがせ ねんねがせ りらりらりーん りん
 
 徳之島のこもりうた(ねかせうた)  

赤ちゃんは、まだ体がしっかりしていません。
その体の「ここはとても大切なところだ」‥と知って
その子の成長に合った遊び方、遊ばせ方をし、わらべうたをうたって欲しい。

 
  このぶたちびすけ   
 
マザーグウス 
  このぶたちびすけ 市場へまいった
  このぶたちびすけ
 お留守番でござる
  このぶたちびすけ 牛肉あぶった
  このぶたちびすけ 何にももたなんだ
  このぶたちびすけ ぶう ぶう ぶう
  みんなでおうちへよいとこらしょ 





2013年7月22日                                                                              
わらべうた 対象
(目安)
歌詞 遊び方や歌詞に含まれている想いなど 
 このこどこのこ   2012年2月参照 
 こりゃどこの 0歳~  こりゃ どこの じぞうさん?
 うみの はたの じぞうさん
 うみにつけて どぼん!
遊ばせ遊び (人持ち遊び)
 ・ゆっくり左右に振ってやる
 
 こっちのたんぽ 0歳~   こっちの たんぽ たんぽや
 こっちの たんぽ たんぽや
 おつむてんてんや カックリ カックリ バー
 
遊ばせ遊び(手を使った遊び) 
 おおやまこやま  0歳~   おおやま こやま ひっかんどうに はちのす
 わにぐち とどろ どんばら ベーソベソ
 
遊ばせ遊び (人吉市瓦町)
 頭~眉~目元~鼻の孔~口~顎~お腹 の順に触り、
 ベーソベソ=へその辺りをくすぐる
 コゾー、ネロ    2011年12月参照  
 おちょず   1~2歳  おちょず おちょず ねんねつぼ ねんねつぼ
 かいぐり かいぐり かいぐりこ
 おつむてんてん アワワワ
(子どもの掌を口に当てる) 
遊ばせ遊び (手を使った遊び)
 子どもを後ろ抱きにし、または、向かい合って座り、
 子どもの手を握ってやってやる
 
 トウキョウト  1~2歳  トウキョウト ニホンバシ
 ガリガリヤマノ パンヤサント
 ツネコサンガ カイダンノボッテ
 コチョコチョ
 
遊ばせ遊び(手のひら・甲・腕を使った遊び)
 歯切れよくいうが、
 決して早くいうことが面白いのではな
 
「カイダンノボッテ」は腕の後ろ側へ上っていくのもよい
 ぶーぶーぶー   3歳~   ぶーぶーぶー たしかにきこえる ぶたのこえ
 めぇーめぇーめぇー たしかにきこえる やぎのこえ
 ちゅんちゅんちゅん たしかにきこえる とりのこえ
 
しぐさ遊び
 動物の其々の形をイメージしてやる
 
 ねこがごふくやに  3・4歳~   ねこが ごふくやに たびかいござる
 たびは なんもん なんのいろ
 にゃにゃもんはんの ねずみいろ
 
役交代の遊び
 
ねこになる子を一人決め その子は輪の中に立つ
 他は手を繋いで「なんのいろ」までを歌いながら歩く
 ねこになった子が「にゃにゃ~いろ」まで歌い終わったら
 鬼になって誰か一人を捕まえる
 
 いちわのからす   2011年11月参照   
 やすべーじじーは 2歳~   やすべーじじーは うんぽんぽん
 そういう たぬきも うんぽんぽん
 うんぽこ すんぽこ すこぽんぽん
 
ごろあわせ 遊び方を色々考えて遊ぶと面白い 
 にんじんだいこん 5歳~   だいこんにんじんごんぼうやまいもれんこんたけのこ
 せんぼんな に とうじんな に しゅんぎくふだんそほうれんそう

 おせり せっとのみょうがにしょうがにかぼちゃ 
天草郡苓北町に伝わる数え歌 
 
昔は、それ程、これらの野菜が子ども達の身近だったのだろう





2013年7月2日 (番外編)小林衛巳子氏の講習を受けて                                                        
0~1歳の遊び  遊び方や歌詞に含まれている想いなど
*口の発達・発語の発達を促す
  大人がやって見せる  
 ★れろ れろ れろ(1か月~)  ・上唇と下唇の間から舌を少し出し、左右に動かして赤ちゃんに見せる 
  赤ちゃんは初めじっと見ているだけだが、その内に舌を出したり、
  動かしたりするようになる
 あ・ぷぅ (5か月~)息の練習  ・この頃から、口の周りを唾でべちゃべちゃにして息を吹き始める
  「あ」と口を開いて唇を震わせながらぷぅ~と息を吐いて真似させる。
 
*手指の発達を助ける
  大人がやって見せる 
 にぎ にぎ にぎ  3~4か月頃、親指を外に出して手を握るようになる
*体に触れて愛着関係を作る
  触ってやる  
 のび のび のび (2カ月~)  触れることで赤ちゃんの健康状態を知る
 いちり (2カ月~)  激しくしない 繰り返しも少なめに。だんだんと強い刺激を求めるようになるから
 赤ちゃんの月齢を考えて。。
 ぼうず (2カ月~)   頭だけでなく・お尻や・お腹でもやれる 
*寝返り・はいはいの発達を促す
  手伝ってやって、励ます  
 ごろん ごろん ごろん
 
(寝返り)
 寝返りを試みるようになったら、少し手伝ってやる、
 出来るようになったら歌ってやって励ます
 まて まて まて
 (はいはい) 
 はいはいが出来るようになったら、追いかけてやったりして這い這い促す。
 振り向いたら目を合わせ、赤ちゃんがまた這い這いし出したら、同じ動作を繰り返す。
 十分に出来たら「捕まえた」等と言いながら、抱っこしてやると良い
 
*体の色んなところを使う
 
 「いないいないばあ」遊びを含む    
 こっちのたんぽ 68か月~)
 (いないいないばあ遊び)) 
 後ろ向きに抱いて赤ちゃんの肘・頭を手の平で優しく4回繰り返し触り、いないないばあで終る 
 てってのねずみ (8か月~)
 
(くすぐり遊び)
  
 片方の手を握り、大人が人差指で手の甲から腕の方へ段々に歩く様に登っていって、
 最後に脇の下をくすぐる。 お座りが出来るなら向かい合ってやると表情がよく分かる
 
 ちゅっちゅっ こっこ (6か月~)
 (赤ちゃんが物を目で追う) 
 赤ちゃんの目の前で 柔かいシフォン布などを持ち、歌いながら揺すり、最後にふんわり飛ばす
 赤ちゃんの掌を人差指で軽く突いた後、両手で包み込み上へ放り、落ちてくる手を受け止める
 
 あめのなかから (8ヶ月~)   シフォン布を持ち、いないいないばあの要領で「メダア」で顔を見せる。 

    

2013年6月                                                               
 わらべうた 対象
(目安)
歌詞 遊び方や歌詞に含まれている想いなど
 もつれんな  5歳~  もつれんな もつれんな
 ほとけさまの きぬいと
 
・縫物で絡んで縺れてしまった糸をほどくときに歌う
           
(私の祖母は「かみさまのきんのいと」と歌ってくれた)
輪になって手を繋いだまま 人と人の間をくぐって絡まり、解く遊び方もある
・他、2011年12月の遊び方も
 
 あんまんだぶり 0歳~  あんまんだぶり こーだぶり
 あーまのかわ すっとんとん
・窯送り=3人一組になって丸くなり、二人がひとりの子を中に入れ揺すり、
 「すっとんとん」で中の子を次の二人組に送ってまわしていく。
・他に=門くぐり・ふり分け・人持遊び
・赤ちゃんを横抱きにし、歌いながらそうっと揺らす。
 大山小山  大山(顔をなでる)
 小山(眉毛をなでる)
 ひっかんどうに(眼を指さす)
 蜂の巣(鼻の穴をさす)
 わに口(口をさす)
 とどろ(あごをなでる)
 どんばら(腹をなでる)
 べーそべそ(おへそをさす)
熊本県人吉市に伝わる顔遊びうた
 はなちゃん  はなちゃん(鼻を人差指で軽くつつく)
 りんごを(片方の頬をつつく)
 たべたいね(口もとをつつく)
 でこちゃん(額にそっと手の平を当てる)
熊本に伝わる「はなちゃん」
・「はなちゃん~たべたいね」は、子どもの顔を軽く2回ずつつつく
「でこちゃん」は、子どもの額(前頭葉)を手の平で包み込むような感じにあてる
*大人でもとても気持ちがいい(今日の発見)
 おちゃをのみに  4歳~  おちゃを のみに きてください
 はい こんにちは
 いろいろおせわになりました
 はい さようなら
歌いながら、好きなように歩き回り、
「はい、こんにちは」=ちょうど出会った人とご挨拶し、
「いろいろ~ました」=相手と手を繋いでその場をまわり、
「はい、さようなら」で別れる。これを繰り返す。
 メンメン スースー 0歳~  メンメン(子どもの左目じりを2回つつく
 スースー(鼻筋を2回ひく)
 ケムシニ(左眉を2回こする)
 キクラゲ(左の耳たぶを2回ひっぱる)
 チュ(口の上に手をあてる)
顔遊び
左右どちらもやる。
*十分其々の部分を触る時間があるように、
  言葉をなるべく繋げて、ゆっくり・美しく、大人自身も聞きながら唱える。
 ほたるこい  4歳~  ほたる こい やまみち こい
 あんどの ひかりを ちょいと みてこい
 
役交代の遊び
*ホタルブクロ・紙で作った提灯などを持ち歌う
・輪になり、ホタルを呼ぶようなしぐさをしながら歩き、 
鬼は、提灯を持ち、皆と反対向きに歩き、
歌が終わった時 鬼は向き合った人に提灯を渡して役交代する。
 
 でんでんむし   でんでんむし でむし
 でな かま ぶちわろ
 
隊列を組んでの遊び
・役交代の遊び・門くぐり
・渦巻き  

**からだの奥底から私たちをゆり動かすリズム**
松岡享子さんの言葉
言ってみよう わらべうた1 ぺろりんきゅう(コダーイ芸術研究所)より

赤ちゃんがこもりうたで眠るのも、あやしことばにキャッキャッと声を立てるのも、わらべうたを喜ぶのも、意味より先に音が快いからです。
この快さを体験することで、ことばがからだや感覚の中に根を下ろし、私たちのことばに対する基本的な信頼感が育つのだと思います。


詩 
 からす かあかあ
 とんび とおとお
 からす かあかあ
 かあさんのほうへまあれ      
 とんび とおとお
 とおさんのほうへまあれ
 にわか雨だ、そらにげろ
 きじの道へ そらにげろ
 うさぎの道へ そらにげろ
 かささぎの道へ そらにげろ
       
 かたつむり おかしいな(作/劉 御)
  かたつむり おかしいな  めだまがつのの上にある
  おかしくない おかしくない めだまが上ならよくみえる

  かたつむり おかしいな  おうちをしょって歩いてる
  おかしくない おかしくない てきにあったら もぐりこめ! 

  かたつむり おかしいな  おなかと足とがおんなじだ
  おかしくない おかしくない おなかが足ならころばない

  かたつむり おかしいな 動かなのとおんなじだ!
  のろくったっていいんだよ
  





2012年7月
 わらべうた  対象
(目安)
歌詞 言葉の意味など
 あたまさままいて  0歳~  あたまさま まいて
 まつばら こえて
 めいしゃに よって
 はないっぽん おって
 ほうぼうで しらかれて
 みいみい ないて
 くちおしい ことよ
 はらのたつ ことよ
 しりもせぬ くせに
 おへそが わらう
 
あたごさまへまいる
…と言う意味合いもあるかもしれない
丁寧に頭を撫でるなど、
その子が可愛くてたまらないという、情愛に溢れた
気持ちが歌詞に込められている。
「くちおしい」など意味も分からずに聞きながら育ち
自然と、子どもの語彙が増える。
 
 そうめんや   そうめんや そうめんや
 おしたじ かけて
 おからみ かけて
 おくのほうへ とんじまえ
 
片方の手を持ち、歌いながら腕を触って、くすぐる遊び 
おしたじ=つけ汁 めんつゆ
おからみ=薬味
 アイニサラサラ   アイニ サラサラ コガネニ サラサラ
 イダイ トコロハ ピンポン パチント
 ムカイノ オヤマサ トンデケッ! フッ
 
痛みよけのおまじない
痛いところをなでながらとなえる。
自分なりのやり方で(魔女風・呪い師風)
 
 べろべろの神さん 4・5歳~  べろべろの かみさんは しょうじきな かみさんで
 あなたのほうへと おもむきゃれ おもむきゃれ
 
おなら犯や探し物をするときのうた
一方がカギなりに折れた小枝や草の茎の茎を両掌で回しながら
この歌をうたう。歌の終わりに草の向いている方向に
犯人や目当てのものがあるということになる。
「べろべろ」の名称や由来は柳田国男「子供風土記」を参照
 でんでんむしでむし   でんでんむし でむし でなかま ぶちわろ   隊列を組んでする遊び。
 「ほどく?ぶちわる?」と言う言葉かけで
 遊びの終わり方が変わる
  
 ささにたんざく    ささにたんざく たなばたまつり
 おてらじゃ こどもの こまだすき
 まちじゃ まつりさ おんどとろう
 ささえ ささえ
 
 
 どこいくの?   どこいくの? となりむら
 なにするの? およばれよ
 なにするの? あそぶのよ
 おあいては? あなたなの 
 
 ヨーロッパの子どもたちの遊びうた  
 夏だ、あそぼう   なつだ あそぼう ひろい のはら
 ひばりの こえよぶよ つぐみのこえ ひびく
 だせよ ボールを なげるよ ほら!
 
 たんじたんじ     たんじ たんじ たなばた またらいねん ござれ   




2012年2月 
 わらべうた  対象
(目安)
歌詞 言葉の意味など 
 まがんこ 0歳~  11月参照
 このこどこのこ
 このこ どこのこ かっちんこ(子どもの手を持ち左右に揺する
 (2回繰り返し)
 ○○○ちゃん・・と名前を読んでやる
赤ちゃんは優しく揺する 
 どうどうめぐり 3歳~  どうどう めぐり どうどう めぐり(自由に歩き回る) 
 どうどう めぐり どうどう めぐり(同上)
 かっちんこ(二人組になり手を打ち合わせる)
いつもは2人組になるのをやって
慣れたころに人数を3、4人と
変えると面白みが出る。
 ももや  ももや ももや ながれははやい
 せんたくすれば きものがぬれる 
 ア ドッコイショ
洗濯、、絞り、干し、取り込み、
アイロンかけ、たたみ、仕舞う
の洗濯のしぐさ遊び
 いしのなかの  いしのなかの かじやさん いしついで くうなんせ
 (石持ちを歌に合わせて打ち合わせ 次の人に渡す)
 かわのきしの  かわのきしのみずくるま ぐるりとまわればみずぐるま
 (鬼1人が中にいて周の輪と反対周りに回る)
 みんないそいで ふたりづれ のこりはおによ いちにっさん
 (鬼の言った人数になり 残った人が次の鬼になる)
 たまりや   (3人の鬼が中、他は外側の二重の輪になる)
 たまりや たまりや おったまり(4回繰り返す))
 (それぞれ逆方向に歌いながら回る、反対向いて同じにするを1回ずつ
  3回目は中心に向かって 4回目は外へ向かって))
 ぬけろや ぬけろや ねーずみさん(2回繰り返す)
 (外側は繋いだ手を上にあげ中心に向かって 鬼はその下をくぐり
  ねーずみさんで外の人をつかみ 役交代)  
 うめとさくらと  うめと さくらと するもん このゆびたかれ
 (鬼が人差指を立て呼びかける=数回繰り返す)
 たかいやま くずせ!(みんな集ったら サッと離れ、鬼は1人捕まえ役交代)          
 うめとさくらとあわせてみれば うめのながめはぴこしゃのしゃしゃ
 うさぎがもちくって ほーいほい
 はやおきゃよっといで  鬼1人が輪の中にいる
 はやおきゃ よっといで おっくんさんを よばろ
 やまんなかの おっくんさん おあすび おいでんか?
 イマ ネトルデノ(鬼)
  アサネボダナ(輪)
 やまんなかの おっくんさん おあすび おいでんか?
 イマ オチャノコダデノ  オソイオソイ
 かわいのぼうだで おたのみに はいはい
 あのやのかどの かどまつを 
 さんべんまわって わらえ
 (鬼の躰を3回転させ、鬼は笑いながら追いかけ誰かを捕まえ 役交代する))



 2011年12月                                                                              
 わらべうた  対象
(目安)
歌 詞   言葉の意味など
 ここは、てっくび 0~2歳  ここは てっくび てのひら ありゃりゃ(親指)に こりゃりゃ(人差指)
 せったかぼうず(中指)に 医者ぼうず(くすり指)
 お酒わかしのかんたろうさん)(小指)
 コゾー、ネロ  コゾー(小指) ネロ オイシャ(くすり指) ネロ セータカ(中指) ネロ 
 オレ(人差指)モ ネルカラ ワレ(親指)モ ネロ
 
 おちょず   おちょず おちょず(両手を合わせる) 
 ねんねつぼ ねんねつぼ(左掌を右人差指でつつく)
 かいぐり かいぐり かいぐりこ(両手を回す) 
 おつむ てんてん(両手で頭を叩く)
 アワワワワ(子どもの掌を口に当てて)
 
 
 ふーゆべまー(竹富島)  ふゅべま(親指) なかゆべま(人差指) たかてぃま(中指) 
 かんざせま(くすり指)
 がせめまあんま(小指の母さん) かいおり(井戸へ行き) 
 ジョロジョロジョロハイ ジョロジョロジョロ
 
沖縄の手遊び
「ま」≔愛称を表す接尾語
 
 ねんねこせ おんぼこせ   ねんねこせ おんぼこせ おらえの○○ちゃんは よい○○ちゃん 
 だんまて だんまて ねんねしろ
 
 カッテコ、カッテコ 1歳~  カッテコ,カッテコ,ナンマイダ 
 ヨソノボウサン シリキッタ!
 
寒い地方で
雪固めする時にうたう
 
 ツル、ツル 3歳頃~  ツル、ツル、カギニナレ サオニナレ タイコロバチノフタニナレ   
 ひふみよ   (オニ)ひふみよ 
 (みんな)よものけしきを
 (オニ)はるとながめて
 (みんな)ほうほけきょ、と
 (オニ)おっしゃった
 (みんな)そらいっかんおわった
 
梅の木とウグイス役に分かれるしぐさ遊びにもなる
 びっきどの   びっきどの びっきどの いつしんだ? ゆんべ さけのんで けさしんだ
 がらどん がらどん どっこいしょ!
 
 
 もつれんな、もつれんな   もつれんな もつれんな ほとけさまのきぬいと  親指と人差指でかいぐりを
する「しぐさ遊び」もある
 
 ぶーぶーぶー、おちゃをのみにきてください、なべなべ、ほたるこい(以上ハミング)、 せっくんぼ(足押し遊び)てぃんさぐぬ花(沖縄) 
 ゆきやこんこ(京都)  ゆぎぁふれば(青森) じじの、ばばの(以上雪の季節)、  Dona nobis(カノン)
 


2011年11月                                                                                 
 わらべうた  対象
(目安)
歌 詞   言葉の意味など
 ぜんぜがのんの 0~2歳  ぜんぜが のんの ぜんぜんの
 ぶたんこは いらんか ぶたんこを かわんか
 
ぜんぜ=背中
のんの=乗る
 
 まがんこ   まがんこ まがんこ まがんこが なっちょるきゃ  まがんこ=つらら 
 かれっこやいて   かれっこやいて(両手の甲を上にして4拍振る)
 とっくらきゃーして やいて(両手の平を上にして4拍振る)
 しょうゆうつけて(片方の手のひらを上にして、
 もう片方の人差指で4拍突く)
 たべたら うまかろー(両手のひらで頬を4拍触る)
 
とっきゅらきゃーして
=ひっくり返して
 
 ドドッコヤガイン   ドドッコヤガイン(両手の甲を上にして4拍振る)
 ケーシテヤガイン(両手の平を上にして4拍振る)
 アダマッコヤガイン (同上) ケーシテヤガイン
 スリッポコヤガイン (同上) ケーシテヤガイン
 
ドドッコ=魚
ケーシテ=ひっくり返して
ヤガイン=焼こう

アダマッコ=頭
スリッポコ=しっぽ
 
 ねん ねん ねやまの  ねんねん ねやまの こめやまち こめやの よこちょを とーるとき
 ちゅーちゅーねずみが ないていた なんのほーかと きいたらば
 だいこくさまの おつかいに ねんねしたこの おつかいに
 ぼーやも はやく ねんねしな だいこくさまへ まいります
 
 
 せっくんぼ  1~6歳  せっくんぼ せっくんぼ なかんやつぁ せだせ
 せっくんぼ せっくんぼ おされて なくな
 
なかんやつぁ=中の者
せだせ=押し出せ
 オカゴギチ ギチ  オカゴギチ ギチ  ノリカゴギチ ギチ 
 イマニオトスカ マッサカサンヨ  モヒトツオマケニ ストトンノ トン
 いちわのからす  いちわの からすが かあか
 にわの にわとり こけこっこ
 さんわの さかなが およぎだす
 しいは しらがのおじいさん 
(ここまではしぐさ遊び)
 (ここから門くぐり遊び)
 ほら いちぬけろ ほら にぬけろ  ほら さんぬけろ  ほら しぬけろ 
 ほら ごぬけろ ほら ろくぬけろ ほら しちぬけろ ほら はちぬけろ
 ほら くぬけろ ほら じゅうぬけろ!
 
隊伍を組んでの遊び・門くぐり・しぐさ遊び

なわとび遊びも
 からす からす どこさいぐ    からすからす どこさいぐ  てんねじの ゆさいぐ
 てにもったの なにかいな あわのこめ あわのこめ  
 おれにもちっとは くれないか  くれれば へるわいな 
 へったら また つくればいー  つくれば つめたいよ 
 つめだけりゃ あだればいー   あだれば あっちっちっち  
 あついなら そこひけよ  そこひきゃ いたいよ
 いたけりゃ いたちの くそつけろ!(となえる)
 
ゆさ=お風呂に
 とんびとんびわをまわせ  とんび とんび わをまわせ
 とんびわ しなのの かねたたき
 いちにちたたいて こめさんご
両手を翼に見立て広げ、自由に動き回る


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