わ行の絵本

   
     わゴムはどのくらいのびるかしら?
ほるぷ出版  1979年
(文)マイク・サーラ― (絵)ジェリー・ジョイナー
(訳)きしだえりこ
 
「わゴムどうして伸びるのかな?もっともっと伸びたら
 どうなるのかな?・・・」
と、子どものころに誰でも感じた不思議と疑問
その中の「どのくらい??」を絵本にしたのはアメリカの人。
子ども達には是非自分で読んで欲しい楽しい絵本です。
 
わすれられないおくりもの
(作・絵)スーザン・バーレイ
(訳)小川仁央
仲間の動物たちに頼りにされていたアナグマが
秋が終わる頃、死んでしまいました。残された動物たちはアナグマをとても愛していたので 冬の間をそのやりきれない悲しみで過ごしました。春になって仲間とアナグマの思い出話をしあって、悲しみから抜け出せました。
アナグマは仲間達の心に贈りものを残してくれたのです。
こんな人になりたいと思います。
 
わたし
福音館書店 1981年
(作)谷川俊太郎 (絵)長 新太
 
「わたし」は他の人から見た時、どう呼ばれるのかな?
呼び名が変わることの本当の意味の理解は出来なくても、
子ども達は、その年齢なりに、面白がる。
谷川俊太郎の文も長新太の絵も魅力的だ。
大人でさえも、うなずきながら十分楽しめる。
 
 わたしとあそんで
福音館書店  1968年
(文・絵)マリー・ホール・エッツ
(訳)よだ じゅんいち
1955年にNYで発刊され、日本では1968年に発刊されて
50年以上も経た現在も読み継がれている名作絵本。
女の子と小動物たちとの出会いのが
エッツによって優しく・温かく描かれている。
読んでもらって、心地よい気持ちになれる絵本。
 
 わたしとわたし
福音館書店
かがくのとも2018年1月号
(作)五味太郎
だれにでも、自分の思っていることとは
また違った考えを持っているもう一人の「わたし」が
心の中にいるんですねぇ。
五味太郎さんが、
ほら、ちょっと考えてみて!・・と子ども達に呼びかけている。
結構冷静になって自分を見つめること きっと大切だと思うよ。
5年生以上に読みたい絵本です。
 
わたしのワンピース
こぐま社 1969年
(絵と文)にしまきかやこ
 
うさぎさんがミシンカタカタ、ミシンカタカタ。
ふわふわとふってきた真っ白なきれでワンピースのできあがり。
うさぎさんは「わたしににあうかしら?」と呼びかけながら
お散歩すると、ワンピースは
お花畑、草の実、雨粒、色んな模様になります。
子ども達の心に夢が広がるの本です。
 
わにがわになる
こぐま社  1977年
(作)多田ヒロシ
 
言葉遊び絵本
ただの駄洒落ではなく、
ことばのリズムが心地よく、覚えて思わず口ずさみそう。
読み進むうちにニヤニヤ ワッハッハッ!
 
 わにさんどきっはいしゃさんどきっ
偕成社 1984年
(作・絵)五味太郎
デフォルメして描かれた「わに」と「はいしゃさん」の
表情がいい!
やっぱり虫歯にはなりたくない!と感じるのか?
この本を読んだ後は、決まって「歯磨きしてるよ!」と
子ども達の声が出る。
 
わにわにのおふろ
幼児絵本シリーズ
福音館書店 2004年
(文)小風さち (絵)山口マオ
2000年こどものとも年少版6月号
 
子どもたちに大人気 わにわにシリーズ第1冊目
リアルなわにの姿がいい!
わにわにはお風呂では遊びます
子どもたちもやってみたいことばかりです。
わにわにのごちそう
幼児絵本シリーズ
福音館書店 2007年
(文)小風さち (絵)山口マオ
2002年こどものとも年少版9月号
 
わにわにシリーズ第2冊目
わにわにがエプロンをつけて、とりのまるやきを作りたべます。
おいしそうです!
ここで初めて「わにしょうゆ」登場!
 
わにわにのおでかけ
幼児絵本シリーズ
福音館書店 2007年
(文)小風さち (絵)山口マオ
わにわにシリーズ第3冊目
今度は、外へお出かけです。
夏の風物詩、お祭りを楽しみます。
山口氏の地元商店の名前や名産品が欄干や
万国旗になって描かれてます。
 
わにわにのおおけが
幼児絵本シリーズ
福音館書店 2010
(文)小風さち (絵)山口マオ
2006年こどものとも年少版7月号
  
わにわにシリーズ第4冊目
わにわには工作をしてて、はさみで指先を切ってしまいます。
さあ大変!自分で薬を塗り、包帯をぐるぐる巻き
工作を続けます。
山口氏の実体験だそうです。
ここで「わにしょうゆポスター」が登場。
 
わにわにとあかわに
福音館書店
(文)小風さち (絵)山口マオ
2009年こどものとも年少版7月号
  わにわにシリーズ第5冊目
わにわに1人のはずの家に、小さいあかわにがいました!
さて、どこから来たのでしょうか?
取材で伊豆ワニ園で出会った、赤ちゃんわにはレンガ色で
カシャカシャ動き回り「クイッ!」と鳴いた…そうです。
 
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