ここでは主に おはなし会で使った絵本や最近出合っていいなと感じた絵本を紹介しています。 今日は「ぽとんぽとんはなんのおと?」「ふゆめがっしょうだん」「おしくらまんじゅう」「のりまき」「こぶじいさま」「はりがねなんになる?」です。 |
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ぽとんぽとんはなんのおと こどものとも傑作集 福音館書店 1985年 (作)神沢利子 (絵)平山英三 1980年こどものとも2月号 |
冬籠りの間に生まれたこぐまに聞こえてくる不思議な音 なんだろう?の問いかけに お母さん熊が優しく答えます。 神沢氏の言葉がとてもリズミカルで温かく、 春の訪れが嬉しい絵本です。 |
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ふゆめがっしょうだん 福音館書店 傑作集発行1990年1月 (作)長 新太 (写真)冨成忠夫・茂木透 |
読み聞かせで読むと、子ども達の目が木の芽たちにくぎ付 けになり、嬉しい驚きの言葉が飛び交う。 1986年普及版かがくのとも202号として 年長の息子と 一緒に出合った絵本。 それ以来、冬の木々を興味を持っ て眺める様になった。 先日書店で目にしたのは2006年 第21刷とあった。 どの子どもにも出合って欲しい科学絵本だ。 |
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おしくら・まんじゅう ブロンズ新社 2009年 (作)かがくいひろし |
「おしくらする紅白のまんじゅう」 この2つに挟まれおされるのは・・・ まんじゅう・こんにゃく・なっとう・・・ それぞれの特色が小さな子達にもわかるように描かれ かがくい節満載!・・・子どもたちもと絵本の中に入って遊びます。 |
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はなをくんくん 世界傑作絵本シリーズ・アメリカの絵本 福音館書店 1967年 (文)ルース・クラウス (絵)マーク・シーモント (訳)きじまはじめ |
雪の中で冬眠中の森の動物たちは ある日、嬉しいにおいに気付きます。 はなをくんくん くんくん させます。 そして そのにおいに向かって走り出します。 春を待つ動物たちの気持ちが子ども達に伝わります。 毎年、2月には子ども達に読みたい絵本です。 |
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のりまき 福音館書店 2016年こどものとも年少版4月号 (作)小西英子 |
表紙の海苔巻の切り口、一つ一つ違っています。 赤いお盆に並んでいる様で、今すぐにでもつまんで食べられそう。。。! 表紙をめくると、「さあ、のりまきつくろう!」と呼びかけます。 海苔の上に、酢飯をひろげ、卵焼き・きゅうり・エビ・あなご・かんぴょう ・しいたけを乗せたら、一気に巻きます。 美味しそうな海苔巻が出来ました! 「おべんとう」「サンドイッチ」に続く「お料理絵本」(?)第3弾 |
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こぶじいさま こどものとも傑作集 福音館書店 1980年 1964年こどものとも1月号 (再話)松居 直 (画)赤羽末吉 |
額にこぶのあるじいさまが 山で一夜を明かしていると、鬼たちがやって来て… 「こぶとりじいさん」等で知られる日本の民話の再話。 こぶじいさんの踊っている姿が 柔かい色合いの大和絵と墨絵で描かれていて印象的です。 |
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はりがねなんになる? 福音館書店 2015年こどものとも年中版12月号 (作)たむらしげる |
はりがねをぱちんときって 曲げて、折って、丸めて。 さあ何の形になるのかな? 子ども達の想像力を引き出し、 やってみようという気を引き出す絵本だ。 この絵本に出合ったら、 是非一緒に色んな形づくりに挑戦して欲しい。 |