や行の絵本

   
  やさい
福音館書店 1982年
(作)平山和子
1977年こどものとも年少版10月号
 
畑でそだった野菜が八百屋さんに並びます。
平山さんの野菜は、みずみずしく、栄養たっぷりに見えます。
それに、どの野菜も、畑で見るのと八百屋さんのお店では姿が
違います。丁寧に描かれた絵が、子ども達にそのことを
そっと気づかせてくれています。
 
やさいだいすき
 こぐま社 2004年
(作)柳原良平
誰でも知っているなじみの野菜が切り絵で描かれています。
幼い子ども達が楽しめる様、
一つ一つの特長が短い言葉で表現されています。
 
やさいのおなか
福音館書店 1997年
(作・絵)きうち かつ
 
野菜の断面を当てっこします。
なかなか難しい。
面白い形・ふしぎな形・何かに似ている形
身近な野菜なのに、気付いていなかった。
「物を見る目・形を楽しむ目」を養う科学絵本です。
 
やさいのかたち
福音館書店
2018年
かがくのとも 7月号
(文)真木文絵 
(写真)石倉ヒロユキ
 
店で売っているのと違う形の野菜たち。
トマト・キュウリ・ピーマン・にんじん・・・
他にもたくさんあるよ。
実際はこんなに色んな形があるんだ
そして、どんな形をしていても 
切ってしまえばみんな同じなんだ。
子ども達には絶対に知っていて欲しいな
 
やぶかのはなし
福音館書店 1994年
(作)栗原毅 (絵)長 新太
 
夏になると「プ〜ン」と飛んできて刺す「か」
刺されてかゆいから 嫌ですね。
でもね、人や動物の血を吸うのは「メス」だけ。
オスの「か」は 果物の汁や腐った食べ物の汁を吸ってる
って、知ってましたか?
それに「か」は2〜3週間で卵から成虫になるんだって。
やまやまのへっぴりじさま
福音館書店
2013年
こどものとも年中向き11月号
(再話)小林輝子 (画)梶山俊夫
 
こどものとも年中向き最新号
小林輝子氏が子どもの頃
疎開した岩手のばっぱから聞いた昔話
『ちゅうちゅうにしきさらさら・・」と「へ」の音が愉快。
小林さんの再話は
言葉がとても柔かくてゆったりとした気持ちになる。
 
ゆうびんやのくまさん
福音館書店 1987年
(作・絵)フィービとセルビ・ウォージントン
(訳)まさきるりこ
 
くまさんシリーズ4冊の中の1冊
ゆうびん配達のくまさんは毎朝早く起きてお仕事を始めます。
くまさんが行くとどの家の人も喜びます。
人の役に立つ喜びを共有できるお話です。
ゆきのひ
偕成社 1969年
(作)エズラ・ジャック・キーツ
(訳)木島 始
 
1963年度コルデコット受賞作品
コラージュという手法で描かれた雪の情景と
主人公の少年ピーターの雪を楽しむ姿が
生き生きと表現されている。
40年以上もたった今でも 
毎年冬に子ども達に読まれる素晴らしい絵本です。
 
ゆげ
かがくのとも特製版
福音館書店  2000年
(文)大沼鉄郎 (写真)小川忠博
1979年かがくのとも12月号
 
子ども達の躰から立ちのぼる「ゆげ」
口から、鍋から、やかんから、
雨上がりには あちこちの屋根から、庭から、
時には、海から、川から、池から、
そのゆげは どこへ行くのでしょう。。。
その不思議さは子ども達の心をつかむ
表紙から引き付ける科学絵本です。
なかなか手に入りにくいのだが、
絶対に一度は出会って欲しい絵本です。
 
ゆめ にこにこ
こぐま社  1998年
(作)柳原良平
 
キャラクター「アンクルトリス」を創り出した作者が
幼い子ども達向けにに、擬音だけでなく、様子を音を絵本にした。
さて、どんな音だろう?
この絵本を見た幼児の反応は大人が思う以上に大きい。
 
よあけ
福音館書店 1977年6月
(作・画)ユリー・シュルヴィッツ
(訳)瀬田貞二
 
祖父と孫二人 湖の岸辺出迎える朝の風景が
水墨画の様な画と美しい日本語で描きだされる。
夏是非子どもに読みたい一冊 
よいしょ
小学館 2006年
(作)工藤直子
(写真)ネイチャー・プロダクション
 
「おはつ」の2年後に発表されたフォト絵本。
小さな生き物たちがまさに「よいしょ」とがんばっている姿を
「がんばれ!」とカメラレンズを通して応援している写真家
その気持ちを工藤直子さんが愛情たっぷりに詩で著しました。
読み手もその姿に笑みが漏れる。
こちらは子どもたちにも分かり易いとおもう。
 
 ようい どん
福音館書店  1986年
(文)渡辺茂男 (絵)大友康夫
1980年年少版・こどものとも9月号
くまくんの絵本
「よういどん!」みんな一斉に走り出します。
くまくんは色んな競技を失敗しながらも懸命に頑張り、ゴールイン。
裏表紙は意味深ですが、そんなことは子ども達は気にしません。
楽しい楽しい運動会絵本です。
 
 よもぎだんご
福音館書店 1989年
  (作・絵)さとうわきこ
 
ばばばあちゃんのおはなしシリーズ。
よもぎをつんでお団子つくろ!
春の草はらには食べられる草がいっぱいあるよ。
 
よかったね ネッドくん
偕成社 1997年
(作・絵)レミー・シャーリップ
(訳)やぎたよしこ
 
ニューヨークに住むネッドくんは、ある日誕生パーティに招かれます。
でもその会場は、数千キロ離れたフロリダ。
とても行けないと思っていたら友だちが飛行機を貸してくれた。
でもその飛行機は途中で爆発!
奇想天外な成り行きに 胸をなでおろしたり、ハラハラしたり。
いっしょに声をあげながら楽しめる絵本です。
 
よるのねこ
大日本図書 1988年
(絵と文)ダーロフ・イプカー
(訳)光吉夏弥
 
お百姓のリーさんは寝る時、ねこを家の外に出します。
さて、ねこは玄関のいすの上で一晩中ねてるのでしょうか?
いいえ、真っ暗な中でもねこの目はよく見えていて 
一晩中活発に動き回っているというお話。
昼間は眠ってばかりいるねこを見てリーさんは
「なんてなまけもののねこなんだろう!」と思っていますよ。
夜起きている動物や虫たちは何故起きているのかな?の疑問も分かります。
 
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